事例2:株式会社 如水庵

株式会社如水庵・ユニフォーム

品格・風格、機能性、幅広い年齢の対応を
重点にした老舗和菓子店のユニフォーム

株式会社 如水庵

本社福岡市 博多区
代表取締役社長森 恍次郎

福岡市を中心に、九州に20店舗以上の直営店を展開する和洋菓子の製造販売会社。主力商品は「筑紫もち」「いちご大福」「ぶどう大福」で、博多銘菓として全国的に人気です。


 

新しいデザイン・機能の良いユニフォームを

株式会社如水庵様は、福岡博多に本店を構える和菓子の老舗。お菓子の「筑紫もち」をご存知の方も多いのではないでしょうか? 如水庵様では、以前から使用していたユニフォームのデザインが古くなっていたことに加え、機能性にも問題がありました。ユニフォームの改善を望む声が多く、10年以上の使用を経て、リニューアルに踏み切りました。


「品格・風格」「機能性」「幅広い年齢への対応」に重点

ユニフォームのリニューアルにあたって、『制服プロジェクトチーム』を結成。責任者の岩坂恵さんは、「老舗の和菓子屋としての品格・風格、仕事を行う上での機能性、幅広い年齢層の従業員が着用するのに好ましいデザインの三点に重点を置きました。」とプロジェクトを進めてきた過程を振り返ります。
 
株式会社如水庵・店舗 ブランドイメージをセンスアップするようなユニフォームをつくるべく、早速直営店に足を運び、お店の雰囲気やディスプレイ、競合店のユニフォーム等を調査。パッケージ等もすべてメーカーの企画部門に持ち込んで、老舗の和菓子店に相応しいデザイン案を制作して提案しました。


美味しくて健康に良いお菓子は、大切な自然があってこそ

株式会社如水庵・ユニフォーム着用風景

如水庵様では、お菓子をつくるときに出る大量の小豆の皮などをお菓子にする研究を行ってきたり、できるだけゴミを減らすよう、お餅にまぶす黄な粉の取りこぼしが少なくなる機械を導入したり、環境省のチーム・マイナス6%への参加など、環境への取り組みも行っていました
 
「お菓子は、自然の恵みからつくられるものです。おいしくて、健康によいお菓子は、大切な自然があってこそ」森副社長のお話からは、美味しいお菓子をつくるために環境を保護していくという強い思いが伝わってきました。
 
完全循環型のケミカルリサイクルシステムについては、「使わなくなった制服の処理方法まではわかりませんでした。リサイクルして再利用するという話を聞いた時は素晴らしい取り組みだと思いました。(岩坂さん)」とも。経営理念とうまく適合したこともあり、採用にいたりました。


評判も上々です

プロジェクトチームは、店長さんたちが主なメンバー。店舗業務を終えてからの打ち合わせも多く、大変でしたが、納得の行くまで何度も話し合いながら、完成度を上げていきました。
 
ユニフォームのリニューアルプロジェクトも、試着テストを経て、2008年10月1日からいよいよ着用開始。出来上がったユニフォームは、「お客様から『上品』『色合いが良い』などのお声を頂いております。」と評判も上々です。


責任者の岩坂さん

当初の打ち合わせでの細かい要望や、駆け足状態での打ち合わせでも、早急に対応していただき、素人では わからない生地にも細かい気配りなどが、採用の決め手となりました。


 
 

食品を取り扱う会社にとって、環境を保護する姿勢は、消費者への大きなアピールになります。老舗の和菓子店としての上品さと機能性を両立しながら、エコロジーにも配慮したユニフォームになりました。

 

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